おせち料理のちょろぎの由緒と、梅酢漬けの作り方について
おせち料理のちょろぎの由緒と梅酢漬けの作り方をご紹介致します。
地域によっては、おせち料理の中の酢の物料理にたま〜に見かけるのがちょろぎです。
非常に面白い形をしていますよね?(なんだかお菓子みたいな形をしています。)
ちょろぎは、中国原産のシソ科の多年草の植物です。その肥大化した根の部分がちょろぎと言う訳です。
おせちの由緒としては、「長老木」「長老喜」「千代呂木」などの長寿に関連した当て字に使用出来る事から、おせち料理の中に、赤く染めたちょろぎを黒豆と一緒に添えられて入っている場合が多いです。
そんなちょろぎの簡単梅酢漬けをご紹介致します。
通常のちょろぎの梅酢漬けは、4〜5日間程度塩漬けした後に、梅酢かシソ酢につけて赤く染める事が多いですが、今回は、塩漬けの手間を省いた梅酢漬けをご紹介致します。
【材料】
・チョロギ(80g)
・酢(酢水とお湯に使用する分:適量)
・梅酢(40cc)
【作り方】
1.チョロギをよく水で洗う
(溝の部分に泥がよくついていますので、丁寧に洗います。)
2.変色した部分やいびつな部分は包丁で切り落とす
3.変色防止の為に酢水に1時間程つける
4.お湯の中に酢を少々入れて2〜3分茹でる
(味見で食感が柔らかくなっていればokです。)
5.梅酢に3日程つけて色が付いたら出来上がり!